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2015年2月5日木曜日

私の日記から NO5

新しい企画を練っています

お疲れ様です。皆様如何お過ごしでしょ言うか。年が明けたと思ったらもう2月。時が経つのはほんとうに早いですね。50歳過ぎたら時間が過ぎるのがやけに早いなあと感じていましたが、最近はもっと早く感じるのです。それとともに何か焦りみたいなものまで感じてしまいます。

なにしろ私は生来の怠け者、「今日できることは今日中に」ではなく「明日できることは明日」という癖が体に染み付いてしまっていますから、やり残してることがありすぎて一体何から手を付けたらいいのか皆目見当がつきません。といって手をこまねいてばかりいては時間が過ぎるばかり…。

そんな中で談話室ブログはスタートにこぎつけたのですが、何をやっても三日坊主で終わる私が、なんとか年を超すことができました。これは少数ながらも応援してくださる人ができたお陰です。そうでなければ年越し前に挫折していた可能性が十分にありました。この機会に皆様に改めてお礼申し上げます。

それでも未だ慣れないインターネットと格闘しながら、また時にはおっかなびっくりブログをメチャクチャにしてしまうのではないかと恐れおののきながらそろりそろりやっているのですが、今までの投稿記事を目次にして見てみると、結構な分量に達していることがわかりました。その出来不出来は置いておくとして、ブログ初心者にしてはまずまずのスタートだったかな、と自己満足に浸っております。

投稿記事は今までどおり今年も続けていきますが、少し慣れてきたところで2年目はもっと沢山の人を談話室に巻き込んでみたいと、まだ一つしかない「談話室」の間口を広げようと思っています。簡単に言うと次の3つのサービスを新メニューとして加える予定でいるのですが、このうち2,3はオーストラリアに住んでいる同窓生、私以外にもいればその人と私が、1は私を含めた同窓生全員が有資格者と考えてその中から我こそはという方に対応してもらえれば有難いと考えております。

勿論、全てボランティアベースでやります。


1 同窓生及び城南高校生への進路(就職、進学、留学、人生)相談
2 同窓生のオーストラリアワーキングホリデーサポート(生活情報、学校選び、
  仕事の探し方などの情報提供)
3 同窓生の為のオーストラリア観光情報提供 


故郷を離れてみて始めて故郷や親の有り難みに気づく、とはよく言われることですが、遠く海の向こうで生活している私は、毎日このようなことを噛み締めております。

オーストラリアと比べると日本は本当に小さな国ですが、バラエティ豊かな食事、各地に伝わる郷土料理や伝統芸能、都道府県の数以上あるであろう方言をみただけでも、この国の文化はとても変化に富んでいることがわかります。これを称して日本は「駅弁国家」だと私は勝手に呼んでるわけですが、一方のオーストラリアはどうかというと、方言がなく(アメリカは多少南部訛りがある。英国の方言は方言というより民族が違うせい)、子供の頃は魚は年に数回しか食べたことがなかったという私の妻が言うようにこの国の食事は基本的には非常に単調で、今でも一般家庭での食生活は、特に田舎や年齢層の高い家庭になればなるほどじゃがいもと肉中心の単調な食事が毎日毎日続きます。また芸能その他の文化にもローカル色を感じさせるものを私は知りません。そこでこういう国々を私は「金太郎飴国家」と呼んでおります。



今月7日に行われた州議会の選挙で、ある投票所に来た若者達。
ところでこの国では選挙に行かないと罰金が科せられる。SUNDAY MAILから


しかしながら国民性は全く逆で、日本は生活文化の面ではとても変化に富んだ国なのにとても平均的、均質的です。一方の金太郎飴国家の国民性はというと、この点は均質的とは程遠く一人一人がバラバラと言ってもいいほどに個人差が大きく多様です。

こういったことは、日本にだけいてはなかなかわからないもので、やはり違った世界へ飛び込んでみて始めて、世の中にはいろんな人がいて、いろんな生活があるのだと実感できるものだと思います。そして思い込みや偏見を捨て、今までとは違うアングルで物事を振り返えってみると、そこにまた新しい発見があり新しい世界が広がります。

兎に角未知の世界とは、はっとさせられたり、びっくりさせられたりすることが多く、とても面白いスリル満点、魅力一杯の世界といえるでしょう。

そこでこの異文化の面白さ、醍醐味、スリルを同窓生の皆様にも体験してもらいたいと、このような企画を思いつきました。同じ学校で学んだのも何かの縁、それならばオーストラリアに住んでいる同窓生の私をどんどん利用してもらって、その結果皆様のお役に立ち喜んでもらえれるようなことができればこんなうれしいことはありません。

ニュージーランド、オーストラリアにやって来て27年、まだまだ十分ではありませんが、それなりに蓄積した海外生活での知恵や人脈も、少しは皆様の海外体験、異文化体験のお役に立てられるかもしれないと思っております。

オセアニアにお出で頂いて、リフレッシュするなり、まったりするなり、あるいは気が付かなかった自分や周りの世界を再発見して新たなスタート切るもよし。そして明日に向かってまた元気に頑張っていってもらえたらと願っております。

いつとははっきり申し上げられませんが、できるだけ早くこの企画の具体的中身を談話室でご紹介する予定です。